古くても素敵な建物発見!

 札幌はようやく雪も消え、いつもはポカポカと春の陽気が続いてもいい頃なのに、今年はなんか変です。とにかく寒くていまだにストーブを焚いてたりしています。

 

 それでも日が差せば春の柔らかい光が気持ちいいので、冬の間に作っておいた、リフォームのチラシを毎日配っています。

 

 なにせ不況が続くこの北海道は、年々住宅建設の件数が減っていて、僕達大工の仕事も思うように続かないことが多くなってきました。工務店やハウスメーカーの下請けも、生活が成り立たない程減っているなら、他に仕事を得る方法を自分自身で見つけなくてはなりません。

 

 そこで、「住まいのどんな小さな困りごとでも、僕達職人に直接相談していただけませんか?」という内容のチラシを作って、一軒一軒ポスティングしています。

 

 リフォーム詐欺や欠陥住宅の問題で、新規にお客様を見つけるには本当に厳しい状況です。でもこんな時代だからこそ、お客さんと職人が直接お話して仕事を頼んでもらえたら、きっと喜んでもらえるいい仕事ができると僕は信じているので、足が棒になってもチラシを配り続けています。

 

 そして、疲れた体を元気付けてくれる、素敵なデザインのマンションを見つけました!

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裏側は ただの古いマンションですが・・・

 

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表側はこんな感じに! おお!

古びたコンクリートとレンガのタイル、幅広い木の板のフェンスに赤い格子のアクセントが絶妙のバランスです!

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新しくて綺麗なことが全てじゃないのかもしれませんね。

古くても、いや古いからこそ良い、素敵なデザインです。

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当たり前のことですが、当時誰かがこういう風にしようと思って作ったから、今こうして目の前にあるのでしょう。

こんな感じにしよう。こんな風だったらきっと素敵になるだろう。強くそう思って作ったに違いありません。

20年か30年経った今でも、このマンションを眺めているとその人の意思が伝わってくるようです。

 

僕はものをつくる人間としてよく考えることがあります。

新しいから最高で古いからだめなのではない。「本物は、最初から最後まで本物だ。」

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